全体的にすすけた感じの大阪の街
大阪の人には申し訳ないのだが、たまに東京に出張に行って、JRや東京メトロに乗ると、実感することがある。
「やっぱり、大阪って、なんだか全体的に、薄汚いなぁ」
たとえば、大阪市営地下鉄の駅の表示板や、タイル張りの壁は、すすけたまま放置されているところがほとんどだ。JR西日本の駅の階段の壁、エレベータの手すりも同じ。
中学生のころ、初めて大阪から東京に上京したときは、東京のいたるところが、意外にも薄汚いことに驚いた。バブルが始まる前のころだ。
それはたぶん、テレビを通してしか見たことのない東京が、中学生の僕にとっては、常に輝いて見えたからだろう。
もちろん今の東京にも薄汚い場所はたくさんある。街全体が清潔であることが、無条件に良いわけでもない。
しかし、壁や天井がすすけていて、どんよりと薄暗い大阪市営地下鉄の駅に立っていると、気分まですすけてくる。
20年ぶりに大阪にもどってきて、これが大阪の財政危機の一つの現れなのだなぁと実感する。
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