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2007/06/27

コムスンもミートホープも制度設計のまずさが原因

コムスンにせよミートホープにせよ、違法行為におよぶ法人が何パーセントか出てくるのは、個人の犯罪者がなくならないのと同じことで、マスコミの報道も、個別企業をたたいて終わりでは無意味だ。重要なのは、違法行為を発見する機能と、それに対して適切な処罰をあたえる制度や機能が、正常に働いているかどうかである。

その意味で、コムスンの場合は介護保険の制度設計そのものの問題、ミートホープの場合は北海道庁や苫小牧保健所への内部告発が放置されたことの問題の方が大きい。

介護保険の制度設計上の問題については、ビデオニュース・ドットコムで第324回マル激トーク・オン・ディマンド「コムスンを叩くだけでいいのか」をご覧いただきたい。国が定める介護報酬が段階的に下げられ、個々人の介護サービスの内容を決めるケアマネージャが、事業者からの独立を保てないなど、介護保険の制度設計に根本的な欠陥があることがわかる。

また、内部告発の放置については、告発の受付窓口が、告発内容の調査をおこなう権限をもつ組織に調査指示の権限をもたなければ、告発制度は機能しないだろう。

企業に対して法令順守の精神論をくりかえすことが、それほど有効な対策とは思えない。結局は適切な制度設計がなされているかどうか。

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