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2005/11/29

リコール隠しと耐震強度偽装

■支離滅裂な言行で一躍、有名企業になったヒューザー。今回のマンション耐震強度偽装問題を、自動車のリコール隠し問題と比較すると、いかに不動産業界が消費者軽視の古い体質を残しているかがわかる。

自動車の場合は、設計に問題があろうと部品の強度に問題があろうと、消費者に対してその責任を負うのは、エンジニアリング会社でもなく、部品メーカでもなく、完成車メーカとされている。だからこそ、完成車メーカは外注先業者の選定にも責任を負う。電気製品のPL法だって、消費者に対する責任の所在という意味では、まったく同じ考え方だ。

ところが今回の醜い「罪のなすりつけ合い」を見ると、不動産業界では、なぜかこの消費者保護の基本的な考え方が通用しないようなのだ。少し前の森ビルの自動回転ドア死亡事故にしても、森ビルが全面的に責任をとるということがなかった。

完成品を販売する会社として、業者選定の責任や、業者の納入した設計図や部品・部材の品質チェック責任を負うのは当然だと思うのだが、なぜ不動産業界ではそうならないのだろうか。もう少しよく考えてみたい。

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富士通らしいちぐはぐな対応

■このココログに「フリー」という種別が新たにできて、@nifty非会員でも無料でブログがもてるようになったらしい。ところが@niftyにプロバイダ料金を支払っている会員の僕が使っている「ベーシック」版よりも高機能だという。「ベーシック」版の機能が「フリー」に追いつくのは2006年3月とのこと。いかにも富士通らしい、ちぐはぐな顧客サービスだ。

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2005/11/23

CodeCharge Studioというすごい開発環境

■先日、Visual Studioが最新バージョンにして、まだWebデータベース・アプリケーション開発ツールとしてその生産性に満足できないと書いたが、かなり筋の良い開発ツールが見つかった。CodeCharge Studioというツールだ。詳細は販売代理店であるこちらのAG-TECH社のページをご覧頂きたい。試用版だけでなく製品マニュアルをダウンロードすることもできるので、購入する前にじっくり機能の詳細を調査できるのがありがたい。

最初はGoogleで「PHP 開発環境」というキーワードで検索していたので、こちらの株式会社アシアルのWebサイトが見つかった。しかしよく製品情報を見てみると、Active Server Pages、.NET(VB, C#)、PHP、Perl、JSP、Java Servletのどれを使ってもコーディングできる上、データベースに接続した検索フォーム、グリッド表示、レコード更新・挿入フォームなどのコードが、簡単なウィザードで自動生成され、既存の「テーマ」から選択するだけで画面のデザインを統一できるという。

試用版をダウンロードし、こちらも無償でダウンロードできるスタートアップガイドを見ながら、PHPで付属のサンプルデータベースを使った検索、グリッドフォームを作ってみたが、異常なほど簡単で驚いてしまった。開発環境そのものの挙動も、肥大化したVisual Studioより軽いし、ローカルの動作検証用WebサーバでPHPスクリプトもちゃんと動作確認できる。

認証機能もコーディングなしで実装でき、ログインID、ユーザ名、パスワードの格納されたデータベース・テーブルの存在が前提となっているだけ、Visual Studio 2005のまどろっこしいASP.net管理ツールなどよりはるかに分かりやすく、業務システムの開発現場が何を求めているのかということをよく理解して作られたツールだと感じた。

業務システムを開発する場合の実装段階は、まずデータベースの実装があり、その後に業務ロジックの実装が始まるのである。すでに実装されたデータベースの存在を前提としたCodeCharge Studioのウィザードは、業務システムの開発現場にとって理にかなった流れになっている。

インストールの時間にしてもVisual Studioは完了まで30分かかったのに対して、同じ性能のマシンでは数分で完了してしまう。しかも対応している開発言語はCodeCharge Studioの方が幅広い。独自のクラスライブラリの体系も、マイクロソフトのものに比較してCodeCharge Studioの方がはるかにシンプルで、必要最低限のものがそろっている。

Webデータベース・アプリケーションを開発するという点に特化していえば、CodeCharge Studioの方が議論の余地なく優れていると言えるのではないか。こういうツールの存在をいままで知らなかったのは、僕が単に不勉強だったせいなのかもしれないが、十分な複数製品の比較なしに知名度だけでVisual Studioを使っているWebデータベース・アプリケーション開発者は不幸だ。

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2005/11/21

アンジェラ・アキの徳島弁

■今日、BARKSがアンジェラ・アキを「2006年の台風の目になる予感大」として取り上げていた。これはいよいよブレイクしそう。こなれていない歌詞は別として、楽曲と歌のうまさの他に、彼女の大きな長所は、徳島弁でぶっちゃけトークができるという点だ。これは『HEY!HEY!HEY!』に出演して、ダウンタウンとのからみでファン層を拡大するのに必須のスキルである。すでに『めざましテレビ』には出演しているというから、『HEY!HEY!HEY!』への出演も時間の問題だろう。


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2005/11/20

「信仰は賭け」はパスカルの『パンセ』

■石原都知事が紀宮様の結婚披露宴で、「信仰とは賭けである」と言ったのがベルグソンだと話しているのをテレビで見た瞬間に、「それはパスカルでしょ」と思ったのは僕だけではないはずだ。都庁の定例記者会見で記者から間違いを指摘されて「論拠を示せ」と、都知事ご立腹の様子だったが、件の「パスカルの賭け」は超有名な主著『パンセ』の233節にあるということはインターネットで調べるとすぐにわかる。

たとえば次のページにこの部分の引用があるExaminons donc ce point, et disons : <<Dieu est, ou il n'est pas.>>

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業務システムに使える開発ツールを

■マイクロソフトからVisual Studio 2005が正式に発売になった。Webアプリケーションの開発手法にかなり変更があるというので、今年の夏、2005/07に発売されていた日経BP社のムック『完全解説!Visual Studio 2005 & SQL Server 2005』を購入して試用版をインストールしてみた。

たしかにWebデータベース・アプリケーションの開発は、データグリッドとデータソースの連携がほぼコーディングなしでできるなど、段々と便利にはなってきているのだが、業務システムを構築するのに不可欠な機能がいまだに運用環境と統合されていない。それは認証とログ出力の機能だ。

認証機能については、今回のバージョンでようやくASP.net管理ツールというウィザードが導入され、Webアプリケーション・プロジェクトの任意のフォルダに対して、役割とユーザ名の組み合わせによるアクセス制御がかけられるようになった。

しかしそれも許可か禁止かの制御だけで、業務システムに必要な「システム管理者」「データ更新可能」「データ更新不可(閲覧のみ)」といった、多段階のアクセス制御はコードの中で細かく記述するしかない。

しかも設定した役割やユーザ名は当該のWebアプリケーション・プロジェクトに対してだけ有効で、他の業務アプリケーションと統合された認証基盤というわけではない。あくまでWebサーバのAllow/Denyというアクセス制御の延長線上にあるものでしかない。これでは業務システムの開発に使えないのだ。

また、データ更新や読み取りについてログを出力する機能も、情報セキュリティ要求の高まりから今や業務システムに不可欠だが、コーディングで個別に対応するしかない。
結局、企業が社内で使う業務システムのための開発環境というのは、メインフレームの時代から変わらず、ユーザ管理やログ出力などの運用環境と一体になっていないと極めて非効率なのだ。Visual Studioは業務システム開発に特化した開発環境ではないので、運用環境と分離されているのは仕方ないのだが、これだけバージョンを重ねているのだから、いい加減、運用環境との一体化に本気になって取り組んだらどうなのか。

そういう意味で、僕が某財閥系電機メーカにいたとき、SAP R/3を純粋に開発環境として導入していたのはあながち間違いとは言えない。SAPならデータベースも一種の「組み込み」状態だし、ユーザ認証も運用環境と統合されているし、開発者は業務ロジックの実装に集中できる。

IBMのLotus Notes/Dominoも運用環境と開発環境の統合という理想にかなり近い。ユーザ認証はWebアプリケーションも含めてドミノ・ディレクトリで統合管理できるし、アクセス制御も役割とユーザ名の組み合わせで、行単位まできめ細かく設定できる。あとはデータベース形式がDB2と統合されてリレーショナル型になればほぼ完璧だ。

Visual Studioと.netだけでなく、Eclipseのような開発環境も、Javaの様々な開発フレームワークもPHPも、結局はいかにコーディングを楽にするかだけを追求して、業務システムに必要な運用と開発の統合ということをほとんど考慮していない。そもそもそういう目的で作られた開発環境ではないといえばそれまでだが、運用環境までパッケージングした開発環境を、SAPのベーシスの四分の一くらいの価格で売り出せば、メインフレームやオフコンをリプレイスしたい企業はたちまち食いつくと思うのだが。


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2005/11/18

USENのGyaoは使える

■実はつい先日、家のインターネット接続回線をTEPCOひかり100Mbpsに変更した。ADSLがよく途切れ、使い物にならなくなってきたからだ。あるWebサイトで実効速度を測定すると、21時前後の比較的混雑する時間帯でも、60Mbps前後出ているので、動画も快適に視聴できる。

そこで最近テレビCMの露出が大きいUSENの「Gyao」という、無料動画配信サービスを利用してみたのだが、これが結構使える。無料だけあって、10分程度ごとに必ずCMが流れるが、まあテレビと同じと思えばそれほど苦にもならない。

先日はQueenのライブ・ドキュメンタリー映画を観て、今は亡きフレディー・マーキュリーのカリスマ的ステージングを堪能できたし、昨夜はいつもニュースステーションを観ている時間帯に、Steely Danの名盤『aja』の制作過程をテーマにしたドキュメンタリーに思わず見入ってしまった。これは本当におもしろいドキュメンタリーだった。

Steely Danの『aja』は僕にとってもお気に入りのアルバムの一枚だが、ウディ・アレンに似た東海岸の知的洗練をかもし出すドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーの、完成度のあくなき追求が天才的だ。さまざまなスタジオミュージシャンを使いながら、自分たちの頭の中ではすでに完成されている音を作り上げていく過程が、関係者の回想インタビューで浮き彫りにされていく。

テレビでは視聴率が稼げないが、こんな上質で面白い番組が観れるのだから、Gyaoはかなり「使える」。
そういう意味で、このエントリーのカテゴリーは「テレビ」とさせてもらった。

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たばこ税を20倍に

■数日前、知っている人は知っている夜のTBSラジオ番組『アクセス』で、世の中の禁煙・分煙は行き過ぎではないかというテーマが取り上げられていた。この番組は一般聴取者が電話で参加できる討論番組なのだが、例によって喫煙者は肩身の狭さに憤り、禁煙・分煙を緩和しろという主張しかせず、新味のない議論が展開されていた。

ただし、僕は非喫煙者だが、禁煙・分煙を厳格にするよりもっと有効な策があると以前から考えていた。そして今朝の日本経済新聞の社説に、まさにその策が提案されている。それはたばこ税の大幅増税だ。

社説の題名は「安すぎないか日本のたばこ」なのだが、まさにその通り。思い切ってマイルドセブンを一箱2,000円にすれば、公共交通機関や各企業がこれ以上費用を負担して禁煙キャンペーンを行ったり、喫煙コーナーを設置したりする必要はなくなる。自治体が路上喫煙禁止のマークをわざわざ歩道に印刷したりする費用も不要になる。

これらの喫煙者対策費用が、まわりまわって非喫煙者の運賃や税金にはねかえっているのだから、非喫煙者にとってはいい迷惑である。ならば、これら公的機関・民間企業による禁煙キャンペーンを全部やめてしまう代わりに、たばこ税を20倍にすればいい。そうすれば、喫煙者だけが禁煙施策のコストを負担するという、極めて合理的な費用負担の仕組みができあがり、最終的には日本たばこがたばこ事業を廃業するところまでこぎつけることもできる。

実効性の乏しい禁煙・喫煙キャンペーンよりも、たばこ税の大幅増税ははるかに合理的で効果的ではないか。

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2005/11/17

東武運転士、懲戒解雇

■乗務中に長男を運転室に入れた東武鉄道の運転士だが、結局解雇されてしまっていたようだ。しかし、職務規程に、違反行為と処罰の対応付けが厳密に定義されていなかったことは、東武鉄道側の管理体制としてかなり問題がある。

厳密な対応付けの定義がないということは、懲戒解雇の判断に恣意性が入りこむ余地があるということだ。今回の運転士の行為を「重大な」規則違反だとする、かなり感覚的な判断にもとづいて、もっとも重い罰則を与えることに合理性があるのか。できればこの運転士さんには、解雇の無効を求めて東武鉄道を訴えてほしいものだ。

それから、東武鉄道の経営陣は、この問題についてどのように責任をとるつもりなのだろうか。管理責任が、まったく不問のまま終わるなどということでは許されないだろう。

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SNSが「安全」?

今朝の日経社会面に奇妙な記事があった。「ソーシャルネットワーキングを悪用して、女性から現金詐取」という見出しで、「被害女性は『SNSサイトだから安全』と思い込み、男からの借金の申し出に応じたという」とある。もちろん現金を詐取した男のほうが悪いわけだが、被害者の女性の認識も明らかにおかしい。

SNSはたしかに「インターネット上での匿名のコミュニケーション」よりは安全だが、「対面型の実名のコミュニケーション」よりはリスクが高い。一般的な詐欺は、まさに「対面型の実名のコミュニケーション」において起こるわけで、一般的な詐欺事件が起こる環境に比べると、SNSは安全なのではなく、さらに危険なのだ。

そういう社会の各領域におけるリスクの階層構造を、暗黙の前提や「常識」として念頭においた上でインターネットを使うことができないというのは、社会というしくみ全体に対する認知がかなり未熟だと言わざるをえない。

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2005/11/14

三浦展『下流社会』

■三浦展『下流社会』(光文社新書)を読み始めている。著者は民間企業でのマーケティングを主な経歴としており、高度な統計学を駆使できるバリバリの学者ではないので、アンケート結果の分析は「直感的」である。ただ、直感的なだけに、感覚的に大いにうなずける箇所が多く、とても面白い本だ。たとえば、僕が面白いと感じた箇所を、少し長くなるが、引用してみたい。

「現在の30歳前後の世代は、少年期に非常に豊かな消費生活を享受してしまった世代であるため、今後は年をとればとるほど消費生活の水準が落ちていくという不安が大きい。これは現在の40歳以上にはない感覚である。
 現在の40歳以上の世代の場合は、少年期は貧しく、20代、30代と加齢するにつれて消費生活が豊かになり、生活水準が向上していった。だから、仕事が大変でも耐えることができた。簡単に言えば、アメとムチがうまく機能した。(中略)
 普通の所得の人が、今後の所得の伸びを普通に期待しながら結婚し、子育てをするという展望が描きにくい時代になっているのである。」(p.103)

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2005/11/13

アンジェラ・アキ、ブレイクの予感

■タイトル以上でも以下でもない。土曜日の深夜、NHK『POP JAM』でピアノを弾き語りしている、関西弁の彼女を見て、たぶんこれはブレイクするのは時間の問題だなk、と感じた。

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2005/11/11

東武グループWebサイト内部サーバエラー中

■いま、東武鉄道をふくむ東武グループのWebサイトにアクセスしようとしても、内部サーバエラーで接続不可能な状況になっている。というのも、読売新聞配信の記事で、東武鉄道の30代の運転手が、3歳の息子を運転室に約4分間入れたという理由で、東武鉄道が懲戒解雇を決めたことに、メールで電話で苦情が殺到しているためらしい。

産休明け間近の女性社員が、赤ちゃんをだっこして職場に現れるというのは、オフィスではよく見かける光景だ。5歳くらいの息子を休日出勤のオフィスに連れてきている同僚も見かけたことがある。

電車の運転室となれば確かに状況は違う。3歳の男の子が誤って運転操作をして、電車が急停車したりしようものなら、乗客が怪我をするおそれも十分にある。東武鉄道が本件を重大な職務規則違反だと認定しているのもうなずける。

しかし、読売新聞の報道によれば、どんな行為がどの処分に当たるかの明確な規準はないという。要は、処罰の重さは恣意的に決定されるということだ。

だとすると、いきなりもっとも重い処罰である懲戒解雇を選んだということは、このニュースについては、何か裏の事情があると疑わざるを得ない。もともと東武鉄道がこの運転手を解雇したがっていたか、リストラの絶好の口実だと考えたか、あるいはまったく逆に、この運転手自身に以前から問題行動があったか。

しかし、企業サイトが内部サーバーエラーを起こすぐらいの騒動になるという、東武鉄道そのものに対する社会的制裁の大きさを見れば、いきなり懲戒解雇というのは、企業広報活動上の重大なミスであることは間違いない。

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2005/11/10

いよいよ「日勤教育」裁判沙汰に

■共同通信の2005/11/10付けニュースによれば、JR西日本社員が「日勤教育」で精神的苦痛を受けたことに対する損害賠償を求めて、JR西日本と上司らを大阪地裁に提訴したらしい。いよいよ「日勤教育」が司法の場で裁かれることになる。

これを機会に、いろんな企業の「社内のジョーシキ、世間の非ジョーシキ」によって苦痛を受けている社員が、「精神的苦痛」を司法の場で争うようになると面白くなる。

共同通信によれば、上司に怒鳴られた後、会社への思いなどをテーマにした報告書の作成を強制された、とあるが、これに類したことはおそらくどの会社でも、愛社精神を社員に強制的に植え付けるための洗脳施策として行われているのではないだろうか。

さすがにJR西日本のように、これを「71日間」やるところまで行かないと、損害賠償請求まではもちこめないかもしれないが、そうした行為の妥当性の評価についてだけでも、司法判断を得られれば、賠償金をもらえなくても提訴する意義はあるかもしれない。

組合のある企業にお勤めの方は、労組を味方につけて、会社からさらなる陰湿ないやがらせをうける覚悟で提訴してみましょう。

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2005/11/07

身近な急性白血病

■本田美奈子さんが急性白血病で亡くなった。38歳だというから、僕と同年代。僕のような年代でも、急性白血病を発病し、1年も経たないうちに死ぬことも十分ありうるということだ。やるべきことや、やりたいことがたくさんある人が、意に反してこのような病に倒れ、それほど強く生きつづけることへの意思をもっているわけではない人たちは、生きづらい世界を生き続けなければならない。と、いうことなのだろうか。


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2005/11/04

2週間近くぶりの更新

■気が付くともう2週間近くも更新していない。最近、このブログの存在意義とはなんだろうかと考えることがしばしばある。「think or die」の前身である「水のテマティック」をはじめたころは、まだ個人でホームページを開設することが珍しく、インターネットでものを書くこと自体に希少価値のようなものがあったし、インターネットでものを書くことが僕にとって精神安定剤の役割を果たしていたこともある。

でも、やはりそれなりの年齢になってくると、ある程度の匿名性が確保されているとはいえ、インターネットでも考えたままに批評・批判をくりひろげることが難しくなってくる。また、そもそも自分自身が、そのような批評・批判をすることができるような、ご立派な人間か、という考えも強くなってくる。

さらに、以前は自分の考え方の独自性をある程度信頼できたけれど、最近ではすっかり「常識人」に堕してしまっているという自覚もある。自分の考えることが、いろんな面で凡庸に、無難になってきているのだ。

そうしなければ中間管理職の会社員としての日常生活が成り立たないというのが、そのもっとも大きな原因だろう。正しいことを正しく主張することで、かえって自分が窮地に追いこまれるというのは、組織で生活する限り、永遠の真理のようなものだ。

するといきおい、この「愛と苦悩の日記」からは「苦悩」が消え去り、音楽や映画に対するディレッタントで皮相な「愛」だけが残り、つまらない記事ばかりになってしまう。

いちどこのWebサイトをご破算にして、連続性がまったくわからないように、他のどこかのプロバイダーでいきなり新しいWebサイトを始めたい、そういう誘惑にも駆られる。

本当にそうするかどうかはまだ分からないが、そうなったら、ネットの広大な海の中から、どうか自力で「think or die」の後継サイトを見つけ出していただきたい。

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