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1998年12月の記事

1998/12/30

デリダ英訳本3冊がAmazonから届いた

■amazon.comに注文していたデリダの本3冊が数日前に届いた。とりあえず『グラマトロジーについて』から読み始めている(もちろん英語です)。お値段が中ランクのDHL WorldMailで頼んだので3週間は覚悟していたけれど約10日で届いた。余程急ぎでない限りいちばん高いDHL Expressにする必要はないみたいだ。

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1998/12/29

コーエン兄弟『ビッグ・リボウスキ』

コーエン兄弟の『ビッグ・リボウスキ』を観た。残念ながらこの映画について2000字強のエッセーを書く能力は僕にはない。元ヒッピー、元ベトナム復員兵、元サーファーと、米西海岸の過去の栄光をひきずった3人が主人公で、狂言まわしがカウボーイ風の男、ボーリングがモチーフという、おそらく本当の面白さは40代のアメリカ人にしか分からないであろう映画。主人公が誰かの身代わりになって不条理な事件に巻き込まれていいくというプロットはコーエン兄弟おなじみのもの。コーエン兄弟による西海岸のカリカチュア?左隣に座っていた男はやたらと笑っていたが何が面白いのか分かって笑っていたのか、コーエン兄弟の映画だから笑っていたのか。僕にとってはまだW・アレンのブラックユーモアの方が分かりやすい。ちょっと日本人にはついていけないコメディー映画でした。

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1998/12/26

日本に401Kが導入されたら

■日本にも米国の401Kような拠出型年金制度を導入しようって話があるけど、もしそうなったら従業員の行動はだいたい予想できる。とくにサラリーマンは横並び意識とコンセンサスの文化にどっぷりつかっていて、一人じゃ何も決められないから、仲間どうしで「ねえ、どうする?」とか相談して、結局みんな似たようなポートフォリオになっちゃうんだろうな。それで運用実績が悪くっても「あいつも悪いからいいか」と、お互い傷をなめ合う。弱点を確認し合って安心する。一人でも高い運用実績をあげた人がいれば、酒の席なんかでお酌しながら「ねえ、どうやってるの?教えてよ。同じ職場なのに水臭いなぁ」とか言いながら聞き出そうとしたり、影で後ろ指さしたり。最終的には労働組合に駆け込んで、会社や組合で最適な運用プランを提示しろ!と文句を言ったり。

そうなっちゃうに決まってる。日本のサラリーマン社会は個人主義や自己責任ではなくて、協調主義と集団責任で、「機会の平等」じゃなくて「結果の平等」を絶対視する村落共同体だから、本質的に拠出型年金みたいな制度はなじまない。業績が悪化した企業の給与削減のやり方を見てもそう。「あいつも落ちてるから、まあいいか」ってなもんだ。仮に拠出型年金のような制度が根づくとすれば、初めからサラリーマン的ムラ社会の外にいる、主婦とかOLからだろうね。

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1998/12/25

当サイトYahoo!インターネットガイドに掲載

■編集部から予告いただいたとおり今月号の「Yahoo!Japanインターネットガイド」にこのホームページが紹介されていた。でもあまりに当たり障りのない紹介の仕方で、全然面白くなかった。ほめるかけなすかどっちかにして欲しかったなぁ。(ワガママ)

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1998/12/18

この秋のTOEICで過去最高の925点

■この秋受験したTOEICで過去最高の925点!!1997年5月・910点、1998年5月・840点、1998年10月・925点。TOEICのスコアごときを自慢するなんて子供じみた...。でも自分の英語力にまだ満足しているわけではない。925点ぐらいで満足してどうする。

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1998/12/16

デリダは面白い。サラリーマンの仕事はつまらない。

■いよいよ仕事がつまらなくなってきたので、amazon.comでジャック・デリダの英訳本を3冊まとめて注文した。『グラマトロジーについて』『余白』『中断符点』。最後の2冊は日本語訳がまだ出ていない。これだけ買っても78ドル。早く届かないかなぁ~。これでいくら仕事がつまらなかろうが、充実した人生が送れるぞ!

『存在論的、郵便的』を読んで以来、デリダに飢えている。正確に言えば、「本当に頭を使って考えること」に飢えている。サラリーマンの仕事って頭は必要ない。仕事上の相手が理論ではなく利害で動いているからだ。可能なことと不可能なことの境界がハッキリしすぎている。でもデリダは不可能なものを考えようとしている。その越境のスリルは、サラリーマンの仕事では絶対に味わえない。仕事ってホント、つまらない。

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1998/12/12

宇多田ヒカルというすごい新人

■最近やたらテレビCMで露出してる宇多田ヒカル『Automatic』。MISIAにつづいてまた黒っぽい音楽の新人が出てきただけやないかと思ってたら、NY生まれの15歳!15歳やで。作詞作曲も自分でやってるらしい。そんなに生き急いでどうする。

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1998/12/11

以前紹介した「スパム手紙」

■以前このページでスパム手紙というのを紹介したことがある。1万円送ってくれたらHな女の子を紹介します、という手紙だ。今日、フジテレビのバラエティー番組を見てたら、なんとこの話題が取り上げられているではないかぁ!!でも犯人を見つけたのに警察に届けなくてもいいのか?この番組...。

■相手のホームページにも書かれてしまったけど、僕も書いちゃいます。僕はいちおう某国立大学卒で超有名企業の入社5年目です。しか~し!!中堅商事系列の情報通信子会社ではたらくぴちぴち新入社員の一般職のOLさんよりも、この冬のボーナスの額が少なかったんだぞ!しかも2万円もだ。経営陣が半導体不況の最中にボ~ッとしてるからだろ!中小通信業者のOLなみのボーナスさえ出せないことを、経営陣はもっと恥じるべきだよ、まったく。

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1998/12/07

東浩紀『存在論的、郵便的~ジャック・デリダについて~』

■しばらくエッセーを書いていないのは東浩紀氏の初の単行本『存在論的、郵便的~ジャック・デリダについて~』を読んでいるからなのです。しばらく京都経済新聞のコラムなど放電状態が続いたので、ここらで充電しとかなきゃと思って。それにしてもむっちゃ面白い!僕より一つ下で教養学科の「後輩」にあたるんですが、かなりキレますね。この年齢で新潮社からバリバリの論文集を出版するなんて大したもんだ。それにひきかえ毎日会社でつまらない仕事をしている僕の凡庸さよ...。もっと面白い仕事させてくれぇ。

■3年ぶりにパソコンを新調した。「モーモー」で有名な某社の製品でCeleron333MHz。Pentium75MHzと比べると別世界。でもキーボードが厚くて打ちにくいぞ!!

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1998/12/06

内部告発は組織の健全性の証拠

■昨日の日経『春秋』もちょっとおかしかった。防衛庁背任事件、中島議員の汚職事件についての文章だ。米国の「密告奨励制度」では密告者に対して政府から不正請求額の15%が報奨金として支払われるが、「日本では賛否両論だろう。共同体意識の強いきずなのなか告発自体が勇気がいるし、金が絡むと動機まで疑われる」と書いている。防衛庁事件、中島議員事件のいずれもが内部告発で表面化したことについて、「日本の共同体が崩壊し、病んでいるのだろうか」と結んでいる。

はぁ?不正隠しの道具になっている共同体なら病気でさっさと死んでもらった方がいいでしょ。こんな下らない共同体の崩壊を惜しんでどうするの?前も書いたけど『春秋』はたまにすごくヘンなことが書いてあるので毎日読んでいて飽きません。たぶん一人、ヘンな記事を書くベテラン記者さんがいるんだと思うよ。

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1998/12/01

意外にもNHKのニュースで安聖基

■NHKの7時のニュースで安聖基(アン・ソンギ)の顔が見られるとは思わなかった。韓国の映画人がソウル市内でデモをおこなった。米国との貿易を活発にする政策の一つとして、韓国映画を外国映画より優先して上映する法律が廃止されるらしい。それに抗議するデモのリーダーが安聖基だったというわけ。『ホワイト・バッジ』などで彼と共演している李環栄(イ・ギョンヨン)の顔も見えた。ただ、韓国映画の成長のためには保護主義的な政策はなくした方が...。

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