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1998年11月の記事

1998/11/29

アメリカで黒人初のコメディアンとWYSIWYG

■アメリカで黒人として初めて成功したコメディアン、フィリップ・ウィルソンが七十何歳で亡くなったらしい。CNNで見るまで名前さえ知らなかったんだけど、実はパソコンと深い関係がある。マイクロソフトのWindowsが登場したばかりころ、WYSIWYG(ウィジウィグ)ということがよく言われた。What you see is what you getの略で、画面で見たままの操作ができるというメリットを表現した言葉だ。で、この What you see is what you get というフレーズを、かなり昔アメリカで大流行させたのがこのフィリップ・ウィルソンらしいのだ。エディー・マーフィーの大先輩は、意外なところでパソコン業界にも貢献している。

■今日、ウディ・アレンの『地球は女で回っている』を観に行ったら、初日ということでグリコの「赤ワイン仕立てポッキー」をタダで配っていた。赤ワインに含まれるポリフェノールが体にいいとか。そういえば村上龍がワイン人気に見事に便乗した小説集を出版した。読む気はしないけど、商業主義の手なずけ方がうますぎる。柳美里が今ごろ『ゴールドラッシュ』を出版したのとは大きな違い(僕は決して柳美里がダメだと言っているのではありませんよ、念のため)。神戸の事件で被害者になった淳君のノンフィクションと、柳美里の『ゴールドラッシュ』、どちらがより多くの読者に受け入れられるのだろうか?

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1998/11/26

『日刊京都経済』にコラム掲載

■先週11月19日、京都の地方経済紙『日刊京都経済』に僕の書いたコラムが掲載されました。最近『サプライチェーンマネージメントがわかる本』を出版された中村実氏に紹介して頂いたもので、「経営情報研究会」というメーリングリストのメンバーが持ち回りで執筆しています。京都にお住まいの方はぜひ『日刊京都経済』のご購読を。電話番号は0120-385-036(ミヤコノ・ミリョク)(お前は日刊京都経済の回し者かぁ~!)

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マイケル・J・フォックス、パーキンソン病を告白

■日本ではTVドラマ『ファミリータイズ』や映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でおなじみの米国の俳優マイケル・J・フォックスが自らパーキンソン病であることを公表した。数年前から自覚症状があったらしい。パーキンソン病は脳の組織が変質し、ドーパミンという神経の信号を伝える物質が不足してしまう難病で、運動障害や自律神経障害、精神障害を伴うこともあるという。不治の病だ。ただ、すべての人はある意味で「不治の病」を患っている。誰しもいつ死ぬか分からない。

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1998/11/22

お金をかけずに気分転換する方法

■はじめてテレビでRingのナマ歌を聴いたけど、高音があんまり安定してない。同じくらいの年齢ならSPEEDの方が断然うまいぞ。CDはベストテイクだから実際以上にうまく聞こえちゃうんだなぁ。新曲の『Private Paradise』はスポットCFで聴く限り、いい曲だと思っていたのに(チェン・カイコーの映画の方は観る気がしないが)。

■お金をかけずに気分転換する方法。直接肌で触れるものを買い換える。枕カバー、椅子のクッション、布団のカバー、スリッパ、タオル...。

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1998/11/17

舌をかんで奥歯が真っ赤

■今日のお昼、会社の食堂でカツ丼を食べていると、口の中で「ボリッ」とお新香を噛んだような音。そして激痛、鉄の味がじわじわと...。トイレで鏡をのぞくと奥歯が真っ赤。こんなに深く舌を噛んだのは初めてっす。痛くてまともに食事もできない。夕食はいつもの倍の時間かかってしまった。でも食事中、自分の舌がどんなふうに動いているかよく分かった。そんなこと分かってもうれしないっちゅ~ねん。

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1998/11/15

濫読生活

■といってもいつも仕事の本ばかり読んでいるわけじゃない。ほぼ毎週英『エコノミスト』の拾い読みはもちろん、モバイルギアのDOS化の本も読んだし、現代思想11月号『サイエンス・ウォーズ』も読んだ。科学知識の普遍性VSカルチュラル・スタディーズなんていう論争があったなんて知らなかった。部外者としてはけっこう面白い論争だった。そうかと思うと鷺沢萠なんか読んでるんだから、乱読もいいところだ。

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日経文庫を濫読

■有休をとって金曜日から3連休でゆっくりした。3日も連続で休んで街中をぶらぶらしていると、会社のことをほとんど忘れてすっかり大学生みたいな気分にもどってしまう。僕ってけっこう都合のいい性格みたいだ。

そのわりに、最近読んだ本は何かと思い出してみれば、ほとんどが日経文庫だったりする。いちばん面白かったのは『デリバティブ入門』。長銀マンが書いたとあってかなりスマートな説明で分かりやすかった。定額預金もデリバティブの一種だなんて知らなかったよ。

『物流戦略の実際』は同じことが繰り返しかいてあるだけで、ひどくつまらなかった。書いた物が面白いかどうかは、業務知識よりも教養の広さ如何の問題だろう。あとは『ISO9000の知識』『在庫管理の実際』『英文簿記の手ほどき』『入門英文会計』。この英文会計の2冊もひどくつまらなかった。

『人事マンの法律常識』は知らないことがたくさんあって非常に面白かった。僕は文一(大学の名前がわかっちゃうな)なのに法学の単位は2つしか取っていないという異端児なので、法律関係の入門書はかえっておもしろい。もう一度読み返したい一冊。『生産管理の実際』。『人事管理入門』これは実務一辺倒で『人事マンの法律常識』ほど面白くなかった。

『ジャスト・イン・タイム生産の実際』これはビジネス書ではなくてまるで新興宗教の経典だ。読んでいてちょっと恐ろしくなった。『現代の中小企業経営』これを読むなら岩波新書の『中小企業新時代』をぜったいオススメする。こっちの方が断然面白い。『金融の知識』これはまあまあ。日経文庫以外では、『やさしくわかるキャッシュフロー』。タイトルのとおりかなり分かりやすい。日経文庫でも最近キャッシュフローの入門書が出たので読んでみたい。

そして個人的にお世話になっている中村実さん他共著の『サプライチェーンマネージメントがわかる本』。これを読んでいると日本企業でまともにSCMを実現させることが、いかに困難を伴うかがよく分かる。中途半端なやり方じゃぜったいダメだ。

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1998/11/13

モバイルギアDOS化計画完成

■モバイルギアのDOS化計画ほぼ完成。lynx(テキストWebブラウザ)が使えなかったのは、自分のマシンのIPアドレスが設定されていなかったからだった。DOSPPPというソフトでダイヤルアップするとき、DHCPで取得したIPアドレスはいったん環境変数に代入される。ところが僕のモバイルギア(MC-MK11)はあまりに記憶容量が少ないので、環境変数が容量を超過して設定されていなかったのだ。そこでいらない環境変数をけずってみると、テキストWebブラウザが動いた!感動的。DMAILというインターネットメールソフトも動いた。試しにニフティーのPOP3サーバへ接続してみると、ちゃんとメールが読める。それからなつかしのWTERM(通信ソフト)もインストール完了。ニフティーへの接続も、デスクトップPCとのモデム直結通信もOK。これでモバイルギア付属のUNISHELLなしで、すべての用が足せるようになった。つまりグレーの公衆電話(マニアの間では「グレ電」と呼ばれているらしい)があれば、いつでもどこでもネットサーフィンやメール読取りができる。Windowsの入っていないDOSマシンでだ。

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淀川長治大先生死去

■11日、淀川長治大先生がついにお亡くなりになった。もうちょっと長生きすると思っていたけど...。昨日NHK朝のニュースで、最近のインタビュー番組での映像が流れていて、その中で淀川大先生はキャメロンの『タイタニック』は悲劇を一組のカップルの恋愛物に矮小化してしまったと批判されていた。このページでもキャメロンの『タイタニック』をこきおろしたけど、僕の映画を観る目もなかなかなもの(?)

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1998/11/12

げっ。東京国際女子マラソンって世界初の女子だけのマラソン大会で

■げっ。東京国際女子マラソンって世界初の女子だけのマラソン大会で、しかも第一回は1979年。1972年のボストンマラソンでは、だまって参加した女子選手のゼッケンを審判がはがそうとしたらしい(今日のニュースステーションより)。つい26年前のことじゃないか!先進国が性差別にまともに取り組みはじめて、まだほんのちょっとしか経ってないんだなぁ。

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1998/11/10

朝のささやかなぜいたく

■朝のささやかなぜいたくに、レギュラーコーヒーを飲んでいるのだが、フィルターペーパーがなくなったので会社帰りコンビニに寄った。当然1人用フィルターを使っているのでペーパーも1人用をさがしたが、2人用しかない。コンビニに1人用を置いていないのはおかしい。単身者差別?

■会社の時間は僕個人の時間の3倍くらいゆっくり流れる。

■今日はJAVAのswingでRMIアプリのGUIを作っていた。GridBagLayoutの使い方がようやく分かった。分かってみると他のLayoutManagerより数段柔軟性が上でとても使いやすい。やっぱりJAVAのAPIはよく考えられているなぁ。

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1998/11/09

昨日のモバギDOS化計画のつづき

■昨日のモバギDOS化計画のつづき。テキストベースのWebブラウザはやっぱりだめ。IPアドレス直接入力でもダメ。PPPはちゃんとつながるのになぜだ?引き続きDOSのMSIMEを導入。専用のドライバを入れるとちゃんと動いて、感動。これでJEDで快適な原稿書きができる!DOSに降りられないし、C言語も使えないWindowsCEは、マニアにとっては魅力のないOSなんだろうな。

■どうも僕の頭の中はラディカルに出来すぎているので、会社の会議やミーティングで発言できなくて困る。思っていることを言ってしまうと、そもそもの根っこから議論をひっくりかえしてしまうのだ。どうしても、小手先の改善より根本的な改革を考えてしまう。このラディカルな論理的思考力を生かせる場所って、どこかにありませんか?

■フェイ・ウォンの公認ファンクラブに資料請求の封書を出していたのが、先週末帰って来た。入会金2000円、年会費8000円!!!この不況のご時世に誰がファンクラブごときに年8000円も払うかぁ~!あっさり入会を断念。それでも入りたいという方は90円切手を貼りつけた返信用封筒を同封の上、こちらへ→〒150-8955 渋谷区恵比寿2-14-16 ポリスタークラブ内『FAYE’S』

■ニフティーのFTP転送は、テレホーダイ時間帯でも目の覚めるような速度に改善された。ニフティーさん、ありがとう!

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1998/11/08

大須でNECモバギMC-MK11のDOS化

■今日は一日、愛用しているNECのモバイルギアMC-MK11のDOS化でつぶれた。デスクトップで使ってるコンパックのPRESARIOとモデム直結でデータ交換できるように設定して、大須(名古屋の秋葉原のような場所)へ出かけてフラッシュメモリ30MBを2万円ちょうどで購入、懐かしのDOSツール、FD(ファイル管理)やJED(日本語エディタ)をインストールして、デフォルトの日本語FEPをDOSからも使えるようにして、じゃじゃーん!電池で動くDOSマシンのできあがりぃ~!

ついでにPPP接続ドライバも入れてなんとかニフティーのROAD7からダイアルアップできるようにまではしたけれど、lynx(テキストベースのWebブラウザ)がうまく動かない。たぶんDNS設定あたりがまずいんだと思うけど、また明日だな。デフォルトの日本語変換は効率が悪いので、ATOK8買っちゃおうかなぁ。本当は東芝のLibrettoでも買ってモバイルでWindows95と行きたかったけれど、不況の折、どうせ外ではエディタくらいしか使わないのでDOS化モバイルギアで我慢することにした。でも愛用のモバイルギア(メインメモリがたったの640KB)でDOSが走ると、ちょっと感動しちゃうよ。

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1998/11/06

ニフティーサーブのFTPサーバが高速に

■今週くらいから夜11時前後のニフティーサーブのFTPサーバがとても速くなった。メールで2度も苦情を入れたので対応してくれたのかもしれない。以前のプロバイダーでは長くて5分だったホームページの一巡アップロードが、ニフティーに変えてから30分もかかることがあったんだから文句も言いたくなるよ。とにかく速くなったので一安心。さすが冬のボーナスでは総合電機各社を引き離して高水準の富士通、対応が早くてクイックレスポンスだ!

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NHKスペシャルでSPEED特集

■NHKスペシャルでSPEED特集やってた。SPEEDが同世代に伝えたいメッセージは「自分に負けないで」。ちょっと矛盾した表現なので、かみくだけば「他人が期待している自己像に負けないで自分らしさを大事にして」ということだろう。

小中学生でさえ他人の期待や世間の目のようなものに押しつぶされそうになっている状況がある。いい学校に入学しなきゃだめ。部活がんばらなきゃだめ。そういう同世代を励ますことがSPEEDのメンバーたち自身にとって「自分に勝つ」ことだとすれば、励まされる子供たちにとって「自分に勝つ」こととはいったいどういうことなのだろう。そう考えると、励ましがかえって「勝ち/負け」という価値基準を強化して、子供たちを追い込んでいる面もなきにしもあらず。SPEEDとは逆に「自分に負けてもいいよ」というメッセージを与えてくれる存在はどこにいるのだろうか?

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1998/11/04

余命6か月の人と僕との違いとは

■今日こんなことを考えた。ガンで余命6か月を宣告された人と、いちおう健康な僕の違いはなんだろうか?僕だって明日交通事故で死ぬかもしれない。だとすれば僕の方が長生きだとは一概に言えない。唯一の違いは自分がいつ死ぬかをどの程度正確に知っているかという点だけだ。だからその人の明日と僕の明日に重さの違いはない。余命半年だからって何をしてもいいということにはならないし、逆に余命がいくらでもあると怠惰を決めこんでいいわけではない。

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1998/11/01

『サプライチェーンマネージメントがわかる本』

■日本能率協会マネージメントセンター『サプライチェーンマネージメントがわかる本』¥2000を買った。感想はまたまとめて書くが、サプライチェーンマネージメント(SCM)にかかわる人は必読書。俯瞰的にあらゆるテーマがまとめてあるのでとっても実用的。とくに第4章、日本企業がSCMに取り組むとき何が問題になるか具体的な指摘が満載で、むっちゃおもろい。

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